8歳上のパパ【長期更新停止中】



「あ……」


緊張の面持ちで顔を覗かせたあたしに、そこに立っていた人物が話し出した。



「おはようございます!すみません朝早くに。
これ、回覧板。至急だそうです」



――なんだ。


「……あ、はい。ありがとうございます」


やって来たのは隣に住む女の人だった。


彼女も会社に行く途中に寄ったのだろう。


白いスーツ姿がビシッと決まっていた。






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