君へ花を届けよう

✿3歳














「……ん?...あれ、ここは...?」





目が覚めると俺はどこかの部屋のベットの上にいた。



どうしてこうなったのか、寝起きで冴えない頭でぼんやりと考えた。



少しすると今まで起きていたことを鮮明に思い出してきた。




「そうだ...俺、ヒカリに眠らされて... 」




この部屋は真っ白の病室でなければ俺がいつも見ている自分の部屋でもない。

かといって、さっきまで俺がいたあの真っ暗な場所でもない...。



ここは何処なんだ...?







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