君へ花を届けよう
はぁ...事故にあって変なところに来るし...、女の子がいると思ったら花を集めるとか言うし....、挙げ句の果てに眠らされて知らない部屋にいるし...。
ほんと、わけわかんねぇ...。
「…俺、これからどうすればいいんだよ...」
「どうするって、花を集めて目を覚ますしかないじゃない」
「そんなことわかってるけど....っておわぁぁぁあぁあぁぁぁぁ!」
独り言で呟いたつもりが近くの椅子に座っていたヒカリによって普通の会話になってしまった。