君へ花を届けよう



すると、ヒカリはより一層笑顔になった。





「はじめは3歳の時の記憶!

私の手を絶対に離さないでね!」




「…もし離れたら?」



「一生さようならかな?」




笑顔で恐ろしいことを言われた俺は、さっきよりも強くヒカリの手を握った。




「じゃ、Let's go!」



その声と共に、俺の胸元とヒカリのブレスレットが強い光を放った。


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