君へ花を届けよう



その光はあまりにも眩しくて、俺は強くまぶたを閉じた。




───────────────❀



「もう大丈夫だよ」




俺はヒカリにそう言われ、ゆっくりとまぶたを上げた。




すると、そこに広がっていたのは....。




「…俺の家?」




この世界に来る前、俺が過ごしていた" 場所 "だった。




「これはカイトの記憶の中の世界。

記憶を見た限りだと引っ越してきた時かな?」




確かに。
言われてみればその家はまだ新しく感じる。




「そーいえば、なんでさっき俺の胸元が光ったんだ...?」



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