隣人…。2
「じゃあ、いってくるよ。
誰かがきてもでたらダメだよ?」



「わかってる。」

行って欲しくないなぁ…
熱も下がって、だいぶマシにはなったけど。


「そんな顔すんなよ、会社いけなくなる…。」

そういって、私の頭をなでる。


「早く帰ってきてね。」

すると、裕太は笑って


「昨日も聞いたよ。じゃあ行ってくる。」


「うん、いってらっしゃい!」

「なんかあったら電話してきなよ。」


「うん。」
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