好きな人の好きな人。【完】



そんなことを思いつつ、渋々入ったお化け屋敷。


「ぎゃぁぁぁぁぁあ」

「うるせーな。耳に響くんだからやめろよな。」


…連れてきたのは誰だよ。

そう大声で言い返したかったけど怖すぎて出来ないのが現実。



「なあ、空、後ろ」

「も、もうムリですムリです助けて!」


そういって、思わずコイツの腕にしがみついてしまった。




< 47 / 123 >

この作品をシェア

pagetop