再現教室~死のリプレイ~
「全員のスマホに画像が送られてきてる……」
続が呟く。
「でも、この教室に電波はないよ?」
「あぁ。だけどここは犯人が作った教室だ。この画像を送るために一旦電波を通す事くらいできるだろう」
「このマークどういう意味なんだろう……」
そう呟き、画面に触れようとする。
その瞬間、続が「やめろ!」と、声を上げた。
「意味がわからないのに安易に触っちゃダメだ」
「ご、ごめん」
謝ると同時に、続がまだあたしの事を心配してくれていると言う事が嬉しくなった。
自分の醜態をすべてさらけ出しても、続はあたしを見てくれているのかもしれない。
続は千鶴の死体に近づき、その指を握った。
そして、その指でスマホに触れた。
「何か起こった?」
「……いいや、画面は何も変わらない」
「ねぇ、そのスマホって続のだよね? 千鶴のスマホでやってみたら?」
あたしがそう言うと、続が赤色のスマホに持ち替えた。
そして、千鶴に触れさせる。
すると、画面が一旦暗くなりその中に暗号を入力。
と書かれた画面が浮かび上がって来たのだ。
続が呟く。
「でも、この教室に電波はないよ?」
「あぁ。だけどここは犯人が作った教室だ。この画像を送るために一旦電波を通す事くらいできるだろう」
「このマークどういう意味なんだろう……」
そう呟き、画面に触れようとする。
その瞬間、続が「やめろ!」と、声を上げた。
「意味がわからないのに安易に触っちゃダメだ」
「ご、ごめん」
謝ると同時に、続がまだあたしの事を心配してくれていると言う事が嬉しくなった。
自分の醜態をすべてさらけ出しても、続はあたしを見てくれているのかもしれない。
続は千鶴の死体に近づき、その指を握った。
そして、その指でスマホに触れた。
「何か起こった?」
「……いいや、画面は何も変わらない」
「ねぇ、そのスマホって続のだよね? 千鶴のスマホでやってみたら?」
あたしがそう言うと、続が赤色のスマホに持ち替えた。
そして、千鶴に触れさせる。
すると、画面が一旦暗くなりその中に暗号を入力。
と書かれた画面が浮かび上がって来たのだ。