空に描くもの
prologue*
俺は君に何を残せたのだろうか。
君を幸せにする事ができたのだろうか。
強がりで人前では泣かない君は
今日も隠れて泣いているのだろうか。
そして次の日には満面の笑みで
太陽のように明るく笑っているのだろうか。
もうそんな事も分からない俺だから
ただひたすらに君の幸せを願おう。
そして永久に
君の大好きな青空の向こうに
幸せを描こう。