プリンセス騎士 ※更新中※








とそこへ救世主が現れた。





「ほ、ほんとにみんなやめ」

「はいそこまでー。」





美穂!

それに洸くんに楓くん、陽一くんも?!





「姫さんは私らが借りるけど、いいよね?」

「は、はい…!」





顔と裏腹にギロッとみんなを睨む顔は蛇そのもの…

せっかくの可愛い顔が台無し。





「みんな〜来てくれてありがとね。助かったよ〜。」





蹴散らしてくれた美穂に擦り寄るとポンポンと頭をなでてくれた。





「ほんとはもっと早く来るつもりだったんだけどなんせ人が多くて近づけなかったんだ。ごめんね。」

「ううん!来てくれるだけで嬉しいよ♪」





あ、ちょっと待って!

すっかり忘れてたけど、確か洸くんと陽一くんってあたしと同じクラスだよね?

朝からずっと一緒だったってことだよね?

ならなんで助けてくれなかったのー?!



2人を見ると、あたしが何を言いたいのか瞬時に理解出来たご様子。

そして洸くんが両手で“待った!”をかけた。







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