黒猫と小さな世界。
出会い
1年5組。
それが私のクラスだ。
もちろん、知ってる人は1人もいないため
いや、いたとしても話さないので
クラス替えなんてどーだっていいことだ。
でもひとつお願いします。
めんどくさい人たちがいませんように。
そう、私はいじめられるのごめんだ。
めんどくさいし、
ふつーにいやだから。
地味女子なんだよ。
悪かったな。
ってなにひとりでつっこんでるんだ……。
クラスに入ると、大体の生徒が
しゃべるのをやめ、私を見た。
クラス替えとかのあるあるだな、うん。
とっても一瞬のことだから、
別になんとも思いませんよ。
席は……えーーっと……
「!?」
なんとまあ……これは最悪だ。
席が真ん中の列の一番前なのです。
信じたくない現実だ……
出席番号……ったあああー!
男子だ……。
おとなしい人でお願いします。
それだけでいい。お願いします。
祈りをやめ、目を開けるとクラスメート
が私を見てビクッとしていた。
確かに、いきなりクラスに入って
動かず、目を瞑っていたら
変な人か……。
そんなことはキニシナイ。
うん、キニシナイ。
スタスタと歩き方自分の席に座る。
鞄を開けて、机の上にのってる
教科書をしまう。
あ!……暇だ。
ガタッ!!
隣の人来たんだ……。
私はすぐに、隣りの男子を見る。
一言で言います。
かっこいい。
はい、うん。
顔が整っていて、目が綺麗で吸い込まれそうでずっと見ていたかった。
……そんなことしませんよ。
先生が来ました。
つまらない話をして、教室をでました。
最後に言った言葉は、
適当に体育館へいけ。
入学式、ですね。
めんどくさい、
高校生です並ぶわけないですということは
わたしはまたぼっちなのです。
友達どーしてできないの。
それはわたしがよくおばーちゃんに
言っていたことでした。
その答えは今ではもうおぼえていません。
悲しくてせつなく、儚いものです。
入学式は眠過ぎて記憶がないです。
気付いたら皆帰っていました。
今日私は誰ともしゃべりませんでした。
(慣れてる……)
そう、慣れてる。
カバンをもち、教室を出ようとした時
勝手にドアが開いた。
「えっ…」
隣の男の子でした。
「あ、ごめん。びっくりさせたね」
私は首を横に振った。
あー私なんて人としゃべることが苦手なの。声出せよーっ!
「じゃねー気をつけてね」
私はうなずき教室を出ようとした時。
「小鳥遊」
……さっきの言葉の続き?
最後にわたしの名前を呼びました。
業務連絡以外に、初めて男の子に
名前を呼ばれた……。
覚えてくれた?
最後にちょっとだけ、うれしいこと
ありました。
川がちょっと荒れていました。
昨日、暴風だったから今日もまだ
荒れてるのでしょうか。
草が一面に生えてます。
春だから気持ちいい。
ぬ
そんなとき。
カサカサ
(カサカサ……?)
「ニャー」
唐突に私の前に現れたのは
一匹の黒い猫でした。
目がとても綺麗。うん、あの男の子
みたいに透き通った目。
ずっとみていたい目。
その後猫は逃げずに私の前にすわり
ニャーニャーと
泣き続けていました。
それが私のクラスだ。
もちろん、知ってる人は1人もいないため
いや、いたとしても話さないので
クラス替えなんてどーだっていいことだ。
でもひとつお願いします。
めんどくさい人たちがいませんように。
そう、私はいじめられるのごめんだ。
めんどくさいし、
ふつーにいやだから。
地味女子なんだよ。
悪かったな。
ってなにひとりでつっこんでるんだ……。
クラスに入ると、大体の生徒が
しゃべるのをやめ、私を見た。
クラス替えとかのあるあるだな、うん。
とっても一瞬のことだから、
別になんとも思いませんよ。
席は……えーーっと……
「!?」
なんとまあ……これは最悪だ。
席が真ん中の列の一番前なのです。
信じたくない現実だ……
出席番号……ったあああー!
男子だ……。
おとなしい人でお願いします。
それだけでいい。お願いします。
祈りをやめ、目を開けるとクラスメート
が私を見てビクッとしていた。
確かに、いきなりクラスに入って
動かず、目を瞑っていたら
変な人か……。
そんなことはキニシナイ。
うん、キニシナイ。
スタスタと歩き方自分の席に座る。
鞄を開けて、机の上にのってる
教科書をしまう。
あ!……暇だ。
ガタッ!!
隣の人来たんだ……。
私はすぐに、隣りの男子を見る。
一言で言います。
かっこいい。
はい、うん。
顔が整っていて、目が綺麗で吸い込まれそうでずっと見ていたかった。
……そんなことしませんよ。
先生が来ました。
つまらない話をして、教室をでました。
最後に言った言葉は、
適当に体育館へいけ。
入学式、ですね。
めんどくさい、
高校生です並ぶわけないですということは
わたしはまたぼっちなのです。
友達どーしてできないの。
それはわたしがよくおばーちゃんに
言っていたことでした。
その答えは今ではもうおぼえていません。
悲しくてせつなく、儚いものです。
入学式は眠過ぎて記憶がないです。
気付いたら皆帰っていました。
今日私は誰ともしゃべりませんでした。
(慣れてる……)
そう、慣れてる。
カバンをもち、教室を出ようとした時
勝手にドアが開いた。
「えっ…」
隣の男の子でした。
「あ、ごめん。びっくりさせたね」
私は首を横に振った。
あー私なんて人としゃべることが苦手なの。声出せよーっ!
「じゃねー気をつけてね」
私はうなずき教室を出ようとした時。
「小鳥遊」
……さっきの言葉の続き?
最後にわたしの名前を呼びました。
業務連絡以外に、初めて男の子に
名前を呼ばれた……。
覚えてくれた?
最後にちょっとだけ、うれしいこと
ありました。
川がちょっと荒れていました。
昨日、暴風だったから今日もまだ
荒れてるのでしょうか。
草が一面に生えてます。
春だから気持ちいい。
ぬ
そんなとき。
カサカサ
(カサカサ……?)
「ニャー」
唐突に私の前に現れたのは
一匹の黒い猫でした。
目がとても綺麗。うん、あの男の子
みたいに透き通った目。
ずっとみていたい目。
その後猫は逃げずに私の前にすわり
ニャーニャーと
泣き続けていました。