プリフックス byリトルハート
「そうね。あの子の望みは世界を創ること。自分がいつまでもいることの出来る世界。
そのために私はあの子に世界をあげた。あの子を神とする世界…。」
「世界を創る? 世界をあげた? はぁ?バカな…」
「私は神より仕えしものそれ位のこと…。それよりも、問題なのはあの子。」
「問題?」
「あの子は勘違いしてる。私は確かにあの子に世界をあげたけどソコは、
ココ現実とはほど遠い夢の世界。
現実世界はあの子の考えとは別にちゃんと動いている。 なのに…。」
「なのに…?今みたいな?」
「そう、あの子のゲームは現実世界では行ってはいけない…。」
「ゲーム?そういえばヤツもそんなこと…」
私はあの夢を思い出した。