妖怪なんて見たくない!

『聞いて、七波!


まず……………あなたは成功したわ』


「えっ!本当?!」


よかった。


『よくないからね。

七波は力を使って倒れちゃうし!

あの子が目を覚ます直前に、
見られないように部屋を出て、

その後は僕らが七波を家まで運んだんだから!』

ぷんぷんと言う歩積。


「申し訳ないです」



『でも、がんばったね、七波』

『おつかれさま』


「ありがとう、二人とも」








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