妖怪なんて見たくない!
妖怪は人間と同じだよ









私の住む町の隣の町。


向かうは道元家。


でもそこにたどり着く前に、
ある人物に出会ったのだった。



「あっれー!この間の!」


金髪で、耳にピアスをジャラジャラつけた、パーカーを着た人。


神凪黎明。


うわ。最悪。


「どこ行くの?この方向だと道元家だよね?」

しかも鋭い。


「だったらなんですか」

と言うと。

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