妖怪なんて見たくない!


「たーのもーーー!!!!」

「ちょっ、神凪さんっ!」


入るなり大声でケンカを売る(?)神凪さん。


『何者だ!』

わらわらと妖怪たちが出てきた。
どの妖怪も黒い和服を着ていて、
見事に統一されている。



「やっぱり、警備は妖怪なんだね」


驚いた様子もなく、ニコニコしたまま。



「ちょっと!どうするんですか?
穏便に辿り着けそうな雰囲気じゃないんですけど」
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