妖怪なんて見たくない!
むかつくヤツ
ジリリリリリーーー
ダンッ!
「あいつら〜っ…………!」
時計を止めて部屋を見回すと散らかしっぱなしのトランプ。
どうして片付けができないのかしら。
燈桜、歩積………。
「おはよう、お母さん、お父さん」
「おはよう、七波」
「おはよう七波」
いつものように準備をして家を出る。
『おはようございます、七波さま!』
「はいはい、おはよう」
そしていつものように妖怪に付きまとわれて学校へ。
やっぱりシフト制が気に入ったのか今日はかっぱ君がいなかった。
そして妖怪たちを解散させて教室へ。