妖怪なんて見たくない!
大好きな私の親友




峰葉は歩けるまでに回復した。



でも、元気になった分。


神凪さんの傷は、
隠せないほどに増えていった。



「……神凪さん、やっぱり、
峰葉を私の家に連れて行きます」


そう言ったけど。


「いいよ。大丈夫だから」


『大丈夫』の一点張りで、神凪さんは峰葉を家に置いてくれる。

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