妖怪なんて見たくない!



「本当に、おまえみたいなクソババア、
殺してやりてぇ」



「………ふふ。

久しぶりに子供の頃のあなたみたいな
あの子を見て、やる気が湧いたのよ」


七波をちら、と見るババア。



「………帰れ。俺はお前らとは縁を切った。

ここは俺の屋敷だ。」


目を鋭く細めてババアに対峙する神凪。


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