もし君が僕の世界に入ったら。
なんだ、もしかしてばれてないんじゃね?

そう考えが浮かんだ。

あれ、これよかった感じじゃないですか。

はぁ…とため息をつく。

じゃあ、妄想にふけようか。

そう思い姿勢を直したと同時に授業の終わりがやってきた。


…無駄な一時間だったね。


そう思って教科書やらをしまう。

えっと、あ、名前。

そうだった、名前を知るため隣みたんだ。

だが、横を見てもわかんなかった。

どこにも書いてないじゃないか。

そこに友達なのか茶髪の人が起こしに来る。

 「ほら幸汰。起きな」

幸「…えぇ…眠い~」

 「ばっかみたいに寝てるくせにまだ眠いのかよ」
 
幸「それはもう…襲ってきます…」

幸汰。

名前、それしかわからなかった。

でもいいや。

僕には関係ないことだし。

幸「あ‼」

突然起き上がった。

面白い動きしてますね。

幸「あのさ!君…ノートみせて!」

突然僕の方を見てくる。

え…やだ。

何こいつ…誰だし…。

 「え、俺の…」

幸「字汚いから無理」

 「ひど」

またまたこちらを見る。

ミ「…誰…ですか」

とりあえずそう聞いといたが、あってるよね?
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