あなたに贈るホラー短編小説
大地カケル
【ミナミさんは、

ワンピースが

似合いそうですね\(^o^)/】






僕がそうコメントを書くと、

白鳥ミナミの声のトーンが

少し変わった。






『たしかに私は

ワンピースが好きです。



でもカケルさん、私のことを

知りすぎていません?




どこかでお会いしましたか?』






僕は白鳥ミナミのその言葉に

なぜだか優越感を感じていた。






僕は白鳥ミナミを知っている。






それも一方的に……。






そして僕は、

決定的なコメントを書き込んだ。






僕の存在を白鳥ミナミに

気づいて欲しくて……。
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