あなたに贈るホラー短編小説
僕はそのコメントを書き込み、

白鳥ミナミが

僕のコメントを読むのを

待っていた。






白鳥ミナミは僕のコメントに

どんな反応を示すのだろう?






白鳥ミナミは僕の存在に

気づいてくれるだろうか?






僕の一つ前のコメントが

白鳥ミナミに読み上げられ、

僕の胸は高鳴った。






次は僕のコメントの番だ。






白鳥ミナミが僕のコメントを

読み上げる。






いったい、白鳥ミナミは

僕にどんなコメントを

するのだろう?






僕はそのときが来るのを

じっと待った。






白鳥ミナミの反応が

知りたくて……。
< 67 / 95 >

この作品をシェア

pagetop