あなたに贈るホラー短編小説
僕は次の日から、

白鳥ミナミを探しまわった。






白鳥ミナミはきっと

僕と同じこの町に住んでいる。






僕は白鳥ミナミを見つけたら、

白鳥ミナミが僕にしたように、

僕は白鳥ミナミの存在を

消し去ろう。






あの人は、僕の居場所を

奪ったのだから……。






あの人は、僕を

拒絶したのだから……。
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