キミに出会って恋を知って、毎日が虹色に輝く
「...真守が好きなら...俺、協力す...」
聞きたくない。
私は爽の言葉をさえぎるよう言った。
「...爽のバカッ」
「...え?」
私の言葉に目を丸くする爽。
私の目からは大粒の涙がこぼれた。
爽は、何も分かってないよ。
言ってしまいたいけど、言えないの。
真守よりも、誰よりも...
大好きなのは爽なのに...
「菜美...?」
「爽は...何も分かってない!私の大好きな人は...っ」
言えない。
私は、その場から逃げるようにして走った。
「菜美」って私を呼ぶ大好きな声が聞こえたけれど、今は聞きたくなかった。
いつの間にか、体育館裏に来ていた。
誰もいないその場所に座り込む。
「私の...大好きな人は...爽なのに...っ」
もう、涙が止まらなかった。
聞きたくない。
私は爽の言葉をさえぎるよう言った。
「...爽のバカッ」
「...え?」
私の言葉に目を丸くする爽。
私の目からは大粒の涙がこぼれた。
爽は、何も分かってないよ。
言ってしまいたいけど、言えないの。
真守よりも、誰よりも...
大好きなのは爽なのに...
「菜美...?」
「爽は...何も分かってない!私の大好きな人は...っ」
言えない。
私は、その場から逃げるようにして走った。
「菜美」って私を呼ぶ大好きな声が聞こえたけれど、今は聞きたくなかった。
いつの間にか、体育館裏に来ていた。
誰もいないその場所に座り込む。
「私の...大好きな人は...爽なのに...っ」
もう、涙が止まらなかった。