キミに出会って恋を知って、毎日が虹色に輝く

私は、衣装を持って更衣室に移動した。
自分たちで頑張って作った衣装をまとう。

この衣装で私は今日キミに想いを伝えようと思う。

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｢そ...｣

これで何回目だろうか。
文化祭が始まるまで最後の確認とかで忙しく、文化祭の担当が爽と一緒のところだからその時に謝ろうとしたのだけれど...
文化祭が始まりもっと忙しくなってしまい、爽に声をかけるにもダメな状況が続いてる。

｢菜美、蒼井に謝れた？｣

耳打ちをしてきた夜子に首を横に振って見せる。

｢そっかーでも、こんなに忙しいし難しいよね...まぁ、でも文化祭始まったばかりなんだしさ！｣

｢そうだよね！｣