キミに出会って恋を知って、毎日が虹色に輝く
教室を飛び出した私は、電話かければ!と思ったんだけど、私のバカ…充電切れのマークが画面に映し出される。

こうなったら、自分で探すしかない!
そして、私はバタバタとの校内を駆け回ってる。

どこにいるんだろ〜

「菜美どうした?」

キョロキョロとあたりを見渡す私に声をかけて来たのは、省吾だった。

省吾は、看板を持っているから校内で宣伝をしていたんだとわかる。

「省吾、爽見てない?」

「爽なら、何分か前にあったけど…」

「どこであった?」

「俺が、あったのは3年のフロアだけど、」

私がいるのは、3年のフロアの下の階。
省吾は、指さして爽が走っていった方向を教えてくれた。

「おまえら、どうしたの?爽も、お前も探して──」

「省吾ありがとう!」
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