キミに出会って恋を知って、毎日が虹色に輝く
「うわっ、すごいあくび!」
びっくりして、声の方を見る。
「や、夜子かぁ」
ほっ…
爽じゃなくて、よかった…
…えっ?
なんで、今ほっとしたの?
爽じゃなくてってなんで?
また、わからない事が増えたよ…
そんな、私の様子を夜子はじっと見てた。
「菜美…今、私でほっとしたよね?」
夜子が問い詰めてくる。
夜子の目が私をじっと見てるから、目力がすごくて…答えるしかなかった。
「う、うん、な、なんでだろうね〜」
明らかに、目泳いでたよね今の私。
「蒼井…じゃなくてよかったとか???」
ドキッ…
「えっ?」
ニヤリとイタズラっぽく笑う夜子。
「な、な、なんで、わかったの⁉︎」
夜子、怖い!
私の思ってる事なんでわかるの⁉︎
そんな風に見てると、今度は、夜子が私を驚いた目で見てくるの。
「ま、まさかね…。」
なんて言うから、逆に気になっちゃうよ!