キミに出会って恋を知って、毎日が虹色に輝く

嵐の予感

いよいよ、体育祭の日。

朝から、最後の確認だったりバタバタだった。
開会式が終わり、私たちは応援席にいる。

もう、プログラム1の種目が始まっていて、各ブロックからは、大きな歓声が。
1年生の種目は、プログラム5と12。
借り物競争は、お昼ご飯を食べた後にある。

私は、早く体育祭に参加してるって空気を味わいたかった。
それまでは、応援に専念しなくちゃ…
ってそうはいかなくて。

私、実行委員なの忘れてました…
じっくり、見れないよぉ〜
実行委員の仕事をしてるとあっという間。
もう、私たち1年リレー女子の部が次の種目だった。

「菜美行こっ」

「うん!」

夜子と一緒に入場門に行く。
さっきまでとは違って、少し緊張してた。

1年の女子が、入場門に続々と集まる。

そこで、美桜の姿を見かけた。
美桜は、緊張してる様子だった。
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