キミに出会って恋を知って、毎日が虹色に輝く
「お願いです!言わないでください。恥ずかしいから…」

必死に頼む美桜を見てそれ以上は言えなくなったのか司会者は諦めた。

周りからは、「なに?」とか声が聞こえる。

司会者が、「好きな人はまだ出ていない!」だとか言ってごまかしていた。

次の人が、ゴールに来たため、ざわざわは静まり、みんなそっちに注目した。

でも、私の胸はざわざわしたまま…

嫌な…予感。

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体育祭は赤ブロックの優勝で終わった。
実行委員の私は片付けしてる。
片付けしながらも、美桜の事で胸がモヤモヤしてた。

そう、借り物競争の事。
それと…
体育祭が終わった後すぐに、美桜に言われた。

『片付けが終わった後、話があるから…一緒に帰ろっ!門のとこで待ってるから。』

美桜はそう言い残して教室に帰って行った。
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