キミに出会って恋を知って、毎日が虹色に輝く
「私…美桜が、告白するの見守りたい。
泣きたくなる時もあるかもしれないけど。でも、美桜の事嫌いになれないし、好きだから。」

「うん、菜美らしいと思う。」

私たちは、二人で笑った後、教室に帰った。

なるべく、泣いてたってばれないように頑張ったんだけど…

「なっつん泣いたー?」

って省吾が…

「あんた、デリカシーなさ過ぎ!」

夜子が省吾を教科書でたたいてる。

省吾にバレたのは、最悪だった。
爽にも、聞こえたよね…

私は、爽の席へと視線を動かした。

「…っ⁉︎」

省吾の声が聞こえたのか、爽がこっちを見ていて、目があった。
私は、思わず視線をそらす。
それも、思いっきり。

なんか…感じ悪い風になっちゃったかも…
ふたたび、爽に視線を戻すと、爽はこっちを見ていなかった。
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