キミに出会って恋を知って、毎日が虹色に輝く
俺は、ぼーっとしたまま、省吾に手を引っ張られながら教室をあとにした。

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学校の近くのファミレスに連れていかれた俺は、今もまだ、ぼーっとしていた。

「はぁ...」

さっきから、何回してるのかわからないくらいため息をしてる。

「あのさ、爽...。さっきから、何回ため息してるかわかる?」

「えっ...?」

急に、声をかけられた肩を揺らす。
しかも、省吾...ちょっとキレ気味?

「もう、36回目だよ?俺もう、聞き飽きたー!」

「省吾...数えていたのか...。まぁ、俺もお前のため息は聞き飽きたな。」

聞き飽きたって...

「俺、そんなにしてた?」

きょとんとして、聞き返すと思いっきりはぁ?って感じの顔をされた。
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