キミに出会って恋を知って、毎日が虹色に輝く
俺は、真守の方に視線を向けた。
真守なら、まともな事言ってくれるだろうし、期待。

「俺にふるな...爽。俺は、体育祭が始まる頃から思ってたぞ。爽が菜美の事を好きなんじゃないかって。」

「えぇぇえ!そんな、前から知ってたの!?俺、気づいたのつい最近なんですけど!!」

「いやいや、こっちが、えぇぇえ!だろ!本人の俺が全然気づいてないんだぞ!」

お、俺、そんな前から...全然、自覚がない。
真守にも、そう見えてたのか...

「じゃあ、聞くが。俺の質問に正直にこたえろ。別に、口に出さなくていいから。」

「お、おう...」

なんか、そんな真面目にされると緊張してくる。
「なんで、菜美の事を目でおってた?」

「それは...菜美が、俺と目を合わせたらすぐそらしたりしたから...」

なんで、真守はこんなことを聞いてくるんだろう?
< 75 / 153 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop