キミに出会って恋を知って、毎日が虹色に輝く

神様は私が嫌いなの？
いつも、試練を出してばかりだ。
神様に当たっても意味無いんだけどね。
自分でどうにかするしかない。

｢よし！｣

私は、気合を入れて立ち上がった。
ポジティブに考える。
これを気にちょっとは、なれるかも！
しかも、さっきまで忘れてたけど...他にもみんないるし！
自分に言い聞かせながら。

｢行くしかないよね！｣

覚悟を決めて、11時の集合に遅れないように準備を始めた。


爽の事でいっぱいだった、私はメールの最後の大事なお知らせっていうのを見過ごしていた。

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11時の10分前についた私は、辺りを見回した。

｢なっつん！こっちー！｣

遠くから聞こえてきたその声、その呼び方に、笑顔で振り向く。

｢羽奏、美桜！あ、夜子も！ごめん待った？？｣

｢ううん！全然！行こっか！｣

私たちは、デパートに移動した。