初恋だった王子様と政略結婚
初デート
お互いを知るためにと
デートしろと・言われた
繭さんにと楡崎家に電話をし
執事の黒崎に
「明日繭さんと食事に行きたいので車を回します」と時間をつげた
これでいいだろうと
しかしこのとき電話番号を交換していないって意味が俺の思惑に影を落とすとは
車をまわし来た
車からおりた人を見たら
麗奈だった
何故、繭さんに言付けたはずだと言ったら
「私が雅臣さんと一緒になるのに繭になんかに渡してたまるものですか」と
仕方ないから最上階のレストランに行き、オーダをいれようとしたら
「ここで最高額のコースを持って来なさいよ、それと最高額のワインもね」
「何もそんな・・・・・」
「あら雅臣さん、結婚したら華やかな生活基準を下げる事は許さないわよ」
こいつは、俺を歩くATMだとしか思ってないな
料理が運ばれて来たけど
一口だけ食べて
「さぁ次は、私欲しいものがあるの」とさっさと席をたった
「あれ買って下さらない?」