初恋だった王子様と政略結婚


お祖父様には

「まとまりました、今日いきます」

「そうか、楽しんで来いよ」

「はい・・・・・ありがとうございます」と父も母も

「よかったね、楽しんで来なさい」





時間になった
執事やメイド達に見送られた
「繭お嬢様 楽しんでいらっしゃい
いってらっしゃい」


「ありがとう、いってきます」と



足取り軽く
ふわふわ浮いているような

友達がデートの時はこうよって教えてくれた、ふわふわしているよって
これが気持ち反していたら、足取りが思いし破談になる確率だと



経験者語るって重みがあるな
卒業後 結婚する人が何人とも見合いした結果だと言っていた


「繭はまだ始まったばかり、男性のご両親にもよるよ」って何も明るい事ばかりではないよって

「繭はあの姉で鍛えられているからね」

「久利須さんがちゃんと守ってくれるよ、繭」


「「「姉に勝ちなさいよ、幸せにね」」」
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