初恋だった王子様と政略結婚
それから、同じ馬に乗り
軽く流した
繭さんから香匂いで
俺の気は違う方向に行きそうだった
拷問だって言ってたも
高校生には手はだせない
「少し休憩しようか?」と
馬をおりた
風が心地よくて・・・・
雅臣さんの髪が風に靡いて
ガン見してしまった
やっぱり格好いい
私好きになったかも
でも好きになったって姉には勝てない、憧れの人って思っておこう 撃沈したら浮遊できないかも・・・・・
「繭さん、いきなりだけど、これから先の計画聞いてくれないか?」
頷いて「なんでしょうか?」
「繭さんが卒業したら僕と結婚しよう」
「私でいいんですか?姉ではないんですか?」
「僕は繭さんとお見合いした筈だ、どうかな?」
「私も雅臣さんとずっといたいです、お願いします」