初恋だった王子様と政略結婚


気持ち同じでよかったって
思った


車に乗り「友達がやっている店でもいいかな?」

「雅臣さんにお任せします」


車まで走った数分のところに
こじんまりしている可愛い店が見えてきた

「あれなんだ、」

「可愛いお店ですね?」

店の前に駐車し降りたら
「何しに来たのか?」と
「俺は、昼飯食いに来たんだけど?」
「お前に食わす飯はない」と

雅臣さんの袖を引っ張って
「ダメなら他でもいいですよ」

「繭さんがそういうなら他に行こうか?」

車に乗り込もうとしたら
「雅臣、なんだ?連れか?なら来いよ」
繭が口をだした
「お客様をいくら知り合いでも口の聞き方があります、選り好みするような店ではいけないと思います 雅臣さん他に行きましょ?」
車に乗り込んだ


「早く出して、雅臣さん」


< 25 / 79 >

この作品をシェア

pagetop