初恋だった王子様と政略結婚
庭園のある料亭で
お祖父様と私、姉の順番で座ったら、姉が場所替わりなさいよって私はしっこに座った
それから間もなく相手がきた
「遅くなってすみません」
雅臣が座った目の前を見て
紹介をした
久利須 雅臣さんか、でも姉が気に入っているよう
私は控え目にしておこうって料理に没頭した
「・・・・・ゆさん?繭さん?」
お祖父様が繭は庶民がするような事をして困る
料理なんぞメイドに任せておけばいいんだと言ったが・・・ため息をついて
さっさと嫁にいけばいいんだ、
暇だから、メイドと一緒に料理をしている
「繭さんの手料理食べてみたいな?」てにこりと微笑んだ