初恋だった王子様と政略結婚
別荘に向かって一人車に乗り込んだ
「行ってきます」
「頼んだぞ、あっちには連絡いれたから」
「わかりました、旦那様」
車が動き始めた
このまま離れてもいいのかな?
雅臣さんが心配
私は、耐えて見せる
大丈夫
別荘についた
「繭お嬢様、お久しぶりです」
「皆さんおかわりございませんか?」
「はい、ゆっくりしてください、また料理教室でもしましょう」
「ここでないとできないからね、お願いね」
部屋に入り、ベットに寝転んだ
私どうなるんだろ?
雅臣さんとは無理なんだろうか?
初恋は実らないって本当みたいね・・・・