初恋だった王子様と政略結婚

サプライズ



中津原さんから
繭に引き合わすと場所を指定してきた


これは、教会ではないだろうか?


会えるならと急いで行ったら



「早く着替えて来なさいよ」と
控え室に押し込まれた
そこには白色のタクシードがかかっていた



何かの催しかと思った



時間になり係りにドアにつれていかれドアを開くと繭がドレスをきて待っていた


「遅いぞ、どんくさいやつだな?繭本当にいいのか?後悔しないか?」


「お祖父様、まだ言うの?雅臣さんでなきゃあ駄目なの」



「繭、雅臣さんっていい人、でも愚痴くらいは聞くから、今までごめんね」


「祐実、本当にありがとう、いつまでも友達だから」



「繭ちゃん、本当にこいつしつこかった、こんくらい繭ちゃんを思っているやつはいないから、大事にしてもらえよ」


「叔父様、おば様には、いつまでも私の父と母でいてください、私雅臣さんと幸せになります」



「おい、最後だ雅臣、繭に言うあるだろ?」




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