初恋だった王子様と政略結婚
疲労困憊の披露宴
披露宴をするって周りが張り切っていた
私たちは、大袈裟は嫌だからって
説得したけど
「私たちの時は、できなかった、雅臣さんはしないといけない」と
押しきりで・・・・
招待状もでき
トントンとすすんで
あれよあれよって言う間に
披露宴の日になった
「繭、綺麗よ、幸せにしてもらいなさい」
「今までありがとうございました」
「繭、綺麗だ、雅臣と頑張れよ
時々顔出してくれよ」
「お祖父様が話を持ってきてくれなければ、会うことができなかった、ありがとう、姉さんは?」
「そこまで来ていたのに、どこに行ったんでしょうね、」
「「「まさか雅臣さん?」」」
おとなしくなったって安心してたのにまさか・・・・