今日もきみに夢中♥
「わっ…ごめん。ぶつかっちゃった」



慌てて離れようとすると、腕をギュッと掴まれコタちゃんのお腹の位置にロックされる。



えっ…なに!?



「こんな暗いところで、なにされるかわかんねーだろ。花咲、もっと色々自覚しろよ」



「へっ…自覚って…なにを」



「警戒心なさすぎ、もう忘れた?もっかい説教した方がいいか」



わあっ、そうでした。



説教なんて!



なんか、恐ろしそう。



「ごごっ…ごめんなさい。以後気をつけます、絶対!!男の人には近づきません!!」



「そこまで言ってねーけど。うん…けど、ま。嫁入り前の女としては、いい心がけだよな」



嫁入り前…。



やっぱり、コタちゃんは。



あたしと…!?



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