今日もきみに夢中♥
「これ、やるわ」



え。



突然渡された、花火とライター。



だよね、あたしとやるわけないよね。



「友達とすれば?女子、そーいうの好きだろ」



「ありがとう…」



そこに、コタちゃんがいてくれたらそれでいいんだけどね。



こーいうの、嫌いそーだな。



火薬燃やして煙にまみれて何が楽しいって、冷静に言いそう。



「そろそろ戻るかー。カレーできた頃だよな」



「ですよねぇ」



このままあたしと散歩とか、ありえないよね。



「あぁーっ、綾瀬く~ん、見つけたぁ!」



でたっ!



末永さん!



どこから現れたのか。









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