今日もきみに夢中♥
「もー、心配したよ?みんなで川のところで花火しよーって言ってたのに。なんで来ないの?」



あ…そーいうことだったんだ。



だから、花火いらないって…。



約束してたんだね。



興味ないからって、勝手に思いこんでた。



そっか、末永さんも一緒なんだ。



「ハー、すぐ行く。イベントの手伝いで疲れてんだからな、少しはゆっくりさせろよ」



「も~、そんなこと言って。手伝いとかいいながら、絶対サボってた。あたしわかってるもん」



すかさず、コタちゃんの腕にしがみついてる。



目の前で、イチャつくな。



「あれー、この子は?もしかして告白の途中だったかな。ごめんね、邪魔して」



ペロッと舌を出し、茶目っ気たっぷりなその笑顔が小悪魔的でいけ好かない。



うー、やっぱ嫌いだ、この人。



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