今日もきみに夢中♥
「今、ちょうど暑かったから…水浴び、な~んて」
わざとおどけてみせるけど、コタちゃんの反応はなし。
…だよねぇ。
「そろそろ行かないと、もっと先生に怒られちゃうよね」
立ち上がろうとすると、コタちゃんが手を引っ張ってくれた。
「ありがと」
「お前さ、怒らねーの?俺のせいで川に落ちたのに」
やっと、視線のあったコタちゃんがずぶ濡れのあたしを見て唇を噛む。
「水も滴るいい女ってあたしのことだよね。この際、コタちゃんも入れば~?」
虫で大騒ぎしたコタちゃんの自尊心を傷つけまいと、敢えてはしゃぐ。
バシャバシャと、水音をたてていると。
「バカじゃね?でも、無理に肩肘張る必要ねーって思わせてくれるよな…お前のそういうとこ、好きかも」
「え?なんて言ったの」
しまった、水の音で聞こえなかった。
「一回しか言わねーよ」
ニヤリと笑うコタちゃんを見て、少しだけホッとした。
笑うってことは、機嫌は悪くないんだよね。
「また、教えてね」
「甘えんな」
「えへえへ」
「笑い方がキモイ」
「そんな言い方ってなくない!?これでもあたしは、コタちゃんのフィアンセなんですけど」
「知らねぇよ」
いつもこんな感じのあたしたちだけど。
この修学旅行で、一歩近づけたのは間違いない…よね!?
わざとおどけてみせるけど、コタちゃんの反応はなし。
…だよねぇ。
「そろそろ行かないと、もっと先生に怒られちゃうよね」
立ち上がろうとすると、コタちゃんが手を引っ張ってくれた。
「ありがと」
「お前さ、怒らねーの?俺のせいで川に落ちたのに」
やっと、視線のあったコタちゃんがずぶ濡れのあたしを見て唇を噛む。
「水も滴るいい女ってあたしのことだよね。この際、コタちゃんも入れば~?」
虫で大騒ぎしたコタちゃんの自尊心を傷つけまいと、敢えてはしゃぐ。
バシャバシャと、水音をたてていると。
「バカじゃね?でも、無理に肩肘張る必要ねーって思わせてくれるよな…お前のそういうとこ、好きかも」
「え?なんて言ったの」
しまった、水の音で聞こえなかった。
「一回しか言わねーよ」
ニヤリと笑うコタちゃんを見て、少しだけホッとした。
笑うってことは、機嫌は悪くないんだよね。
「また、教えてね」
「甘えんな」
「えへえへ」
「笑い方がキモイ」
「そんな言い方ってなくない!?これでもあたしは、コタちゃんのフィアンセなんですけど」
「知らねぇよ」
いつもこんな感じのあたしたちだけど。
この修学旅行で、一歩近づけたのは間違いない…よね!?