今日もきみに夢中♥
「関係者以外の方は、ロープより後ろに下がってください!」
スタッフに止められてもなお、コタちゃんは子犬と戯れている。
子犬に顔を舐められても、目を細めて笑ってる。
あんなコタちゃん…初めて見た。
動物、好きだったんだぁ。
とうとうスタッフに引き剥がされ、子犬と離れ離れになるコタちゃん。
「こういうのは困りますよ、犬たちも興奮するんでね。ったく、次のショーも控えてるのに…」
ブツブツ言うスタッフを、あたしはキッと睨んだ。
「見ている人に感動を与えてくれたワンちゃんに、その感動を伝えるのがそんなにいけないことですか?あたしたち、本当に感動したんです!」
あたしの剣幕に、スタッフもたじたじ。
「いや…それとこれとは別で…」
「ワンちゃん、ありがとうね~!またどこかで会おうね」
あたしは子犬に手を振り、コタちゃんの手を握ってロープの外へと連れ出す。
スタッフに止められてもなお、コタちゃんは子犬と戯れている。
子犬に顔を舐められても、目を細めて笑ってる。
あんなコタちゃん…初めて見た。
動物、好きだったんだぁ。
とうとうスタッフに引き剥がされ、子犬と離れ離れになるコタちゃん。
「こういうのは困りますよ、犬たちも興奮するんでね。ったく、次のショーも控えてるのに…」
ブツブツ言うスタッフを、あたしはキッと睨んだ。
「見ている人に感動を与えてくれたワンちゃんに、その感動を伝えるのがそんなにいけないことですか?あたしたち、本当に感動したんです!」
あたしの剣幕に、スタッフもたじたじ。
「いや…それとこれとは別で…」
「ワンちゃん、ありがとうね~!またどこかで会おうね」
あたしは子犬に手を振り、コタちゃんの手を握ってロープの外へと連れ出す。