今日もきみに夢中♥
「だな。なんか、わくわくしてさ。休み明けに、友達が家族とでかけた話を聞くのがすげぇ辛くて。

どうでもいい風を装って、本読んだりさ。なんだかひねくれた中学生だった」



「そこでクール男子が完成したんだね」



「は?なんだよクール男子って」



言い方は冷めてるけど、まだ顔は笑ってる。



「コタちゃんみたいな人…」



「俺みたいな?悪口かよ、それ」



「ええっ、違うよ。いい意味で言ってるの。

好きだよ…あたしは」



バカバカ、あたしのバカ。



こんなところで素直になって。



反撃にあったらどうするの!?



< 336 / 460 >

この作品をシェア

pagetop