今日もきみに夢中♥
「あー…あのときは、悪かった…」



驚いた…まさか、コタちゃんが謝るなんて。



「ううん、あたしこそ。感情的になって、ダメだよね」



ふたりして頭を下げて、ぐっと顔の距離が近づく。



「あ…ごめんっ」



顔を逸らそうとしたら、顎を軽く掴まれた。



わあっ、なっ…なに!?



「俺に…チャンスくれねぇ?」



ええっ!?



「チャンス…?」



こんな、至近距離でなんのチャンスを!?



まさか…まさか。



初めての甘い雰囲気に、緊張し過ぎてブルブルと震えてしまいそう。




そして、どんどんコタちゃんの顔が近づき…。



きゃあっ、ダメ!



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