今日もきみに夢中♥
それにしても。



ちょっと、距離近くない!?



横を向くと、足首をみつめるコタちゃんの前髪があたしの頬に触れた。



「ひゃっ」



「まだ痺れてる?」



「ううん…あの、えーと。少し離れてもらえます?」



「え…」



顔を上げたコタちゃんと、至近距離で見つめ合う形に。



わぁ~っ、緊張する!!



「お前…」



コタちゃんが、あたしの頬に触れる。



ドクドクドクッ!



鼓動が跳ね上がり、緊張感MAX!!



ガチガチに固まっていると。



プッとコタちゃんが吹いた。



「昼、なに食った?口の周りに、白いカスついてる」



へ…!?



しかも、白いカスって!!



目を白黒させながら、お昼に食べた物を思い出す。



< 348 / 460 >

この作品をシェア

pagetop