今日もきみに夢中♥
「もうっ、早く行ってよ。会話が終了しちゃう」




「その方がいーじゃん。ふたりがずっと話してて欲しい?」




「そうじゃないの!もうっ、早く…」




葉山くんの背中をグイグイ押していると、誰かにぶつかった。




「あ、わり…」




あたしと葉山くんが顔を上げると、そこにいたのは。




コッ…コタちゃん!!!!!




いつの間に!




なんだか不審な目であたしを見ている。




「こっ、これにはわけが!!」




なにも聞かれてないのに、とりあえず言い訳してるあたし。




自分でも思うけど、なんなの?




責められてるわけでもなんでもないのに。




この、なんともいえない威圧感はなに!?



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