恋の物語
「あ、明日って試合とかあるの?」
「いや、明日はねぇっぽい」
「そっか!ならOFFだね!」
「あぁ、どっか行くか?ふたりで。」
"ふたりで。" その言葉にあたしは反応してしまう。
「ふたりで…、行こっか。」
ふたりきりだとデートみたいっ
「おう、どっか行きてぇところとかある?」
「あんまり、かな。」
「じゃあ俺が決めとくな。」
「うん!ありがと!」
そんな他愛もない話をしてると家だ。
「今日も泊まっちゃって本当にいいの?」
「あぁ、母さんも父さんも花ならいいっつってたから。」
「ありがとう」